タイノエ 𝘊𝘦𝘳𝘢𝘵𝘰𝘵𝘩𝘰𝘢 𝘷𝘦𝘳𝘳𝘶𝘤𝘰𝘴𝘢 の論文が出ました!

論文が出ました!

タイノエが口腔に寄生したマダイ
タイノエが口腔に寄生したマダイ

𝘊𝘦𝘳𝘢𝘵𝘰𝘵𝘩𝘰𝘢 𝘷𝘦𝘳𝘳𝘶𝘤𝘰𝘴𝘢 (Isopoda: Cymothoidae) Infection in the Buccal Cavity of Red Seabream Caught in Iyo-Nada, Western Japan, with Some Notes on Its Co-infection with 𝘊𝘩𝘰𝘳𝘪𝘤𝘰𝘵𝘺𝘭𝘦 𝘦𝘭𝘰𝘯𝘨𝘢𝘵𝘢 (Monogenea: Diclidophoridae)

日本産ウオノエ科のなかで最も高い知名度を持ちながら生態がよくわかっていなかった「タイノエCeratothoa verrucosa」について、愛媛県伊予灘で2003年から2007年に漁獲されたマダイ4623尾における寄生状況から、タイノエの生活史や宿主への病害性について調べました。

本研究によって、タイノエの寿命は最長6年。寄生によって宿主の上顎骨は変形し、成長も遅れますが、タイノエは宿主を死亡させないことが示唆されました。

また、タイノエの腹尾節上にはしばしば単生類の𝘊𝘩𝘰𝘳𝘪𝘤𝘰𝘵𝘺𝘭𝘦 𝘦𝘭𝘰𝘯𝘨𝘢𝘵𝘢が超寄生しており、タイノエが寄生したマダイでは非寄生のマダイよりも単生類の寄生率が高く、寄生数も多くなりました。

東京大学の魚病学研究室に在籍していたころの研究です。大学を出てからもうずいぶんになりますが、ようやく形にできました。新規性のあるうちに発表できて安堵しています。

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