挿絵担当・編集協力書、ジョン・S・トレゴニング『ウイルスVSヒト』文響社より10/11発売

本文挿絵担当&編集協力書の『ウイルスVSヒト 人類は見えない敵とどのように闘ってきたのか』が文響社より出版されます。

翻訳本です。原書は、Dr John S. Tregoning, “Infectious: Pathogens and How We Fight Them”。

なぜヒトは病気になるのか。どうすれば治るのか。病原体の正体究明、ワクチン、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗寄生虫薬……気鋭のリサーチ・サイエンティストが解説する、ヒトと病原体(ウイルス、細菌、真菌、寄生虫)との果てしなき闘争の歴史。

書影
本文の挿絵をスタジオ大四畳半で担当しました。
免疫反応のプロセス。
タイトルは『ウイルスVSヒト』ですが、ほかの病原体(細菌、真菌、寄生虫など)についても書かれています。

可愛らしい装画は人気イラストレーターgozzさんの手によるもの。巻末解説を黒木登志夫先生にお願いしました。

黒木先生は僕が事務局を手伝っている認定NPO法人21世紀構想研究会のアドバイザーです。岐阜大学の学長も務められていました。著名ながん研究者であると当時に、『研究不正――科学者の捏造、改竄、盗用』、『新型コロナの科学――パンデミック、そして共生の未来へ』『変異ウイルスとの闘い――コロナ治療薬とワクチン『知的文章術入門』などの話題作を立て続けに出されているベストセラー作家でもあります(つまり、私が心より尊敬しているサイエンスライターです)。本書の解説文も最高に面白いので、ぜひ読んでみてください。

編集協力をしながら「日本語訳がとても上手だな」という印象をもちました。僕もこれまでにさまざまな翻訳本の編集を担当してきましたが、その中でも出色の出来。訳者は伊藤理恵さん、高松弥生さん、藤崎百合さんです。

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