「NIKKEIプラス1」何でもランキングで審査員を務めました

本日の日本経済新聞土曜版「NIKKEIプラス1」何でもランキングで、サイエンスライターとして審査員を務めました。

今週のランキングのテーマは、ビジュアルに優れた生物図鑑。書店さん必読の企画ですね。多様な図鑑がとりあげられており、順位はついていますが、審査員の方々の評価はかなり割れたのではないでしょうか。紙面がとにかく美麗です。

ちなみに私のイチオシは、水口博也編著『世界で一番美しいアシカ・アザラシ図鑑』創元社。写真のどれもに躍動感があり、読んでいるうちによくできたネイチャードキュメンタリー映像を観ているような気がしてくる図鑑です。全体的にデザインがいいんですよね。写真の発色は美しいし、表紙や見返しの紙には手触りのよいものが使われています。本文のデザインも凝っていて、著者をはじめとして制作に携わった人々の鰭脚類に対する愛情が伝わってきました。ビジュアルだけでなく、世界中の研究者からの寄稿やコラムなど、情報面で充実している点も秀逸でした。

記事は日経電子版でも読めます。

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